中国小中学校校長サマー研修会に参加

中国NPO北京崇德中和文化発展センターの招待を受け,弊法人代表はその組織が主催した2017年8月11日~8月15日の小中学校校長サマー研修会に参加。
大規模なイベントの運営を手伝いに、組織側のボランティアたちと8月9日早めに研修会の会場 山西五台山常青学校 に到着。


サマー研修会実行委員会のボランティアたち

北京崇德中和文化発展センターの創立者張継蓮女史は、異文化理解フォーラム法人代表の欧陽と十数年前から、公益環境保護活動のつながりで知り合い、その後励ましあいながらそれぞれの活動を続けた。張女史は2006年から,都会の教育現場の教師ボランティアを発展に遅れている地域や山村に派遣し、教育支援活動を継続して行う。
山村教師の資質を高めることを通して、生徒の徳育においての理念と方法を伝えることによって、小さい町や辺鄙な地域の学校教育と都会との差を縮め、山村学生が社会に出たときに困難と向き合う自信を高める支援活動である。

 

張継蓮女史とボランティアたち

毎年の夏休みに、この組織は、全国の校長及び徳育担当主任の教師を中心とする研修会を行い、講義と体験を交えて、校長や德育主任は徳育教育のあり方について、一緒に話しあいながら学校で有効的持続的な教育方法を模索する。
この講座は、校長たちの学習、交流、学び合いのプラットフォームとなり、十年続けてきた講座を通して、中国の古典文化は学校徳育教育にかけがえのない価値と役割を確信したと張女史が仲間とともに認識しているそうだ。

 

全国各地からの参加者受け付け


11年目の研修会。今年のテーマは: 教育の真相——五台山生命智慧の旅
活動趣旨: 教育の真相を理解し、命の質を高め、自覚を持つ知者になる
参加者は北京、河北省、山西省、山東省、河南省、甘肃省、雲南省、江西など中国の半分にわたり数十個の地域から来た70名あまりの教師。
台湾の高名僧侶と一般人十数名も参加。
組織者、ボランティア、講師など加え、100名を超えた人々が5日間一緒に過ごした。


講座の講師は蔡亮华先生ーー北京大学、北京師範和北京郵電大学等知名学府の教授と名誉教授。

2日間の講座で、蔡先生は古代から現在までの中国と世界中の名人が教育における論述や古典を紹介


蒙台梭利

爱因斯坦

亚米契斯

马克思

鲁道夫

雅斯贝尔斯

鲁迅

中国の教育と欧米教育の違いを比較した。
英語圏の教育の定義:

 

中国辞典に教育の定義:



 

 

参加者は講座の内容から、教育の本来の意義と真諦を理解し、グループディスカッションで、本当の教育はどうであるべきか
中国の今現在の教育においての問題点、どう改善すべきかについて話しあう。


普段日常の学校管理と教育方法を反省し、存在している問題点と弊害を分析し、考え方を改め、改善方法を導く、この研修は啓発的な研修で、参加者たちは講座や仲間とのディスカッションを通して、それぞれ自分の認識を高め、得た収穫を教育の中へ実践可能にする。

 

教育者の人生観や価値観、そして教育理念方法の変化によって、子どもが受けた教育が変わる
蔡先生は中国の伝統文化の神髄をわかりやすく解説(道德経、黄帝内経、易経、佛経、儒学等)、研修中、禅を体験する内容も取り入れた(坐禅、行禅、睡禅等)。

 

早朝の禅修

 

坐禅

行禅


立ち禅

要耐得住寂寞,静下心来慢慢体悟,心静体松!体松心静 ,气血畅通,通则不痛,体健心安“安而后能虑,虑而后能得”

睡禅
踏踏实实、实实在在去体验生命中的每一个片刻感知,所带来的身体感觉、思想的念头、平静的呼吸,一种整体的感觉+知觉,这就是真正的禅修悟道!
参加者全員が《大学》を熟知しているにもかかわらず研修は、《大学》を朗読することから始まる。


 

この研修を参加したことで、多くの校長や主任は中国古典文化を取り組んだ学校の徳育教育がパワーアップされると実感し、後の学校教育業務のあらゆる面に大きな効果を得ているとフィットバックされている。

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