<三日目>―――中国名古屋総領事館表敬訪問・名古屋大学・トヨタ産業技術記念館・中日新聞社訪問

中国名古屋総領事館表敬訪問


朝の9時に到着した私たちは、名古屋中国総領事館で1番早い訪問客でした。
総領事の鄧偉さんと科学技術領事李頴さんに面会して頂きました。

高校生たちが寄せられた感想:

「中国領事館は中国の領土と同じ位置にあり、外国にいる中国人のことを守ってくれるという役割を知りました。」

名古屋大学訪問

 近年ノーベル賞受賞者を輩出した名古屋大学でG30の概要の説明を受けました。



ノーベル賞展示室で、足立教授は、ノーベル賞の成果について話され、どのようにして科学の頂点にたどり着くことができた受賞者たちの物語を紹介して下さいました。
その後、4名の中国人留学生と国際交流関係の教師と一緒に昼食をしながら、日本での留学生活について話を伺う機会を得ました。

高校生たちが寄せられた感想:

「G30プランの話はとても魅力的でした。素晴らしい環境の中で勉強できることと学費が安いことは、とてもメリットが高く、帰国したら勉強に励み、将来は留学の形で日本に来たい。」
「留学生たちとの交流から、私と彼等との差を実感し、自分に足りない物が分かりました。留学生たちと接して、彼らが日本にいることで日本人の謙虚さや控えめに振舞うことも身についたように感じました。とても素敵な先輩とお話ができて幸せでした。」

トヨタ産業技術記念館の見学


高校生たちが寄せられた感想:

「トヨタ自動車が自社の発展の歴史をこのような形で詳しく記録・保存し、そして伝えることは、トヨタ精神の教育と継承に大きな効果と意義があると思います。トヨタの歴史を知ることで科学技術に対する理解が深まり、視野も広がりました。これまで科学技術は面白くないというイメージを持っていましたが、この訪問を通して科学技術の発展は人類に恩恵をもたらし、より便利な生活を与えてくれたことを知りました。そして我々の生活に大きな変化をもたらしたことを実感しました。」

中日新聞社訪問



中国では、新聞社は一般人にとって無縁の所で、新聞制作は全く想像もできないことでした。編集フロアで新聞制作の仕組みを教えてもらって、中国語を話せるベテラン記者に「記者になる条件」について語っていただきました。高校生たちには、これまで全く考えていなかったメディアという職業が人生選択の一つとして増えたようです。

 

つづく

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