江蘇省 塩城技師学院と塩城生物工程学校の視察

6月6日、武漢から高速鉄道で南京まで、4時間あまりの自動車走りで江蘇省塩城市に到着。翌日2つの学校を訪問するため。
6月7日の訪問日程:午前は塩城技師学院、午後は塩城生物工程学校

塩城技師学院は280のクラスがあり、学生数は1.5万人に達している。情報工学、機械工学、自動車工学、デジタル制御工学、電気工学、環境工学、現代サービス、生涯教育等8つの専門学院を設置し、600名以上の専任教師を有する規模の大きい専門学校である。







塩城生物工程学校は植物、動物、環境及び建築工学、機電工学、自動車工学、情報工学、経済経営学7つの学部を有し、
29個専門を設けている。キャンパスは2つあり、総面積は約6300アールで、建築面積は17万平米である。
在校生は6180名、教員は298名の規模を持つ職業専門人材を育成機関である。




異文化理解フォーラムと2つの学校は交流活動の協力協定に署名した。


選抜された生徒達とさくらサイエンスプランや日本のことについて話し合った。

 

中国の経済発展は学術的な科学研究者の育成のほかに、生産現場において高い技能を持つ職業技術者の育成がますます重視されるようになっている。





中国の技能者育成レベルが高い地域は江蘇省、浙江省、広東省であり、塩城県の職業教育は江蘇省の中に最もの実力を持っている地域の一つであるという。

 

選抜された学生の中には中国全国技能大会で金メダルを獲得した選手もいるし、国際技能大会に参加する重点育成対象となっている。
彼らは行動力の持ち主で、挫折に強いメンタルも備えている。

 

日本の高校生との交流の中で、互いに励まし合い、お互いの影響を与える効果を期待される。

 

2つの学校は専門が多く、職業の幅が広い。製品の生産、都市建設、経済発展計画、農地の水利と農産物の研究開発、庭園設計、旅行開発などの業界をカバー。
学校側は国外の企業の注文を受け、必要な技能者の育成計画に対応できるという。

 

日中双方の職業教育における協力によって、日本企業に即戦力のある人材を提供し、
日本の各業種の生産現場の技能人材が不足している問題を解決できると学校側の意気込みを見せている。

 

 

 

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