2019年活動報告

 

2019年度の活動メインテーマは、発達障がいについての交流と展開の模索

 

1)一年に渡り豊田市内の発達障がい支援の市民団体「個性の強いこどもを地域で支える会」と交流を行った。

 

2)上記団体のほか、名古屋市及び市内・周辺地域の機構・施設の発達障がいに関する支援の取り組みへの取材を行い、6回シリーズの連載記事を国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の発信サイト「客観日本」で掲載され、日本の発達障がいに関する取り組みのあゆみと現状を中国へ発信した。

 

3)JSTさくらサイエンス公募事業を申請し、結果は不採択であった。
  主に大学を対象とする支援事業において、当方の活動の理念と形がJSTの趣旨に合わないとのことを理解し、さくらサイエンスの活動を断念すると決めた。

 

4)トヨタ財団国際助成プログラムを申請し、結果は不採択であった。
不採択の理由は教えてもらえないが、公開された「選考プロセスと選考結果」によると、「今年度採択された案件は9件。採択率6%という、実に狭き門であった。」
中国での活動についての申請が16件に対して、「採択されたプロジェクトで中国が含まれているケースがゼロだった。中国の存在感や中国自身が抱える課題の多さを考えると、残念な結果である。」

 

5)7月上旬、ある企画に協力し、修学旅行で来日する日中小学生の交流にボランティアサポートを行った。

 

6)8月中旬、発達障がいにおける日中交流の企画を実施した。
立命館大学の発達障がい及び特別支援教育における教授2名と香港中文大学社会学教授1名、京都大学と大阪大学博士課程の学生ら3名を中国広東省の中山市と広州市へ現地の病院・特別養護学校・研究機構・障碍者支援施設などを訪問し、関係者との交流を行った。詳細報告はhttp://ibunkarikai-forum.com/kiroku/201908/

 

7)11月、あいち技能五輪全国大会のボランティアとして、開催期間中メイン会場でアテンダントや会場案内などの活動をした。

 

8)2019年9月~12月 名古屋市立大学医学部の「発達障がいを学ぶ――医学的理解から教育・療育へ」(福祉・保健まなびなおし講座)

 

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