2019年8月19日~22日広東省へ発達障がい視察訪問記録
一般社団法人異文化理解フォーラムのコーディネートより、立命館大学総合心理学部・大学院の荒木穂積教授、立命館大学産業社会部の竹内謙彰教授、香港中文大学日本研究科の中野リン教授、上海閔行区同星児童発達支援センター長の張鋭博士、京都大学・大阪大学の大学院博士課程の学生ら一行9人のチームで、中国広東省の発達障害関連施設を訪問し、日中関係者同士が発達しょうがいに関する課題について交流を行った。
印象&感想
中国の公立機構にしても民間施設にしても、医学研究機構も病院や教育機構も、どれもが拡大の建設に伴い、その規模の大きさや開放的な考え方と大きな展望を抱えて発展に力を入れている迫力を感じた。
立ち遅れでありながら、中国的な考え方や独創な取り組みなどにおいて、日本に刺激を与え、参考になるものも少なくないと感じた。
自閉症スペクトラムや発達障がいの問題は、医学・教育・福祉・地域・行政などの分野とかかわり、様々な形の交流と連携が展開されることは、日中双方そしてアジアにとってメリットの大きいことと思われる。